ロイヤリティの定義と方式の違い

フランチャイズの業務提携形態において特徴的なのは「ロイヤリティ」です。
ロイヤリティとは、商標の使用許諾、商品、サービスの販売権、ノウハウの提供、指導などに対する対価として加盟店が本部に対して支払うものですが、このロイヤリティの支払方式にもいろいろとあります。

(1)売上高比例方式

売上高に一定の比率を乗じて算出する方法で、外食産業に多い方式です。

(2)粗利益配分方式

収益性に応じて一定の比率を乗じて算出する方法で、大手コンビニエンスストアチェーンなどで採用されていますが、他の業種ではあまりみられません。

(3)固定額方式

業績にかかわらず一定の金額を設定してそれを払う方法で、どれだけ儲けても、逆に儲からなかった場合でも、決まった金額を払うというやり方。比較的市場規模の小さい業種で採用されています。

(4)商品供給代替方式

加盟店に供給する商品などの価格にロイヤリティが含まれているケースです。化粧品販売などにはこの方式が使われているようです。

(5)営業規模比例方式

店舗面積、部屋数に応じて支払う方法で、これは居酒屋チェーンやカラオケボックスといった、いわゆる宴会使用されるお店において採用されている方式といってよいでしょう。

(6)混合型方式

固定額方式と売上高比例方式の併用や、売上高の種類により複数の比率を乗じて算出する方式です。

フランチャイズ加盟を検討するときに、そのロイヤリティーが高いのか安いのかをどう判断したらいいでしょうか?
業界が違えば計算方式も相場も異なりますので、同じ業界内で比較するようにします。ただし、ロイヤリティーが安ければいいというわけではありません。安くてもほとんどノウハウもなく、指導もしてくれなければ意味がありません。高くてもしっかりとノウハウがあり、継続的な指導をしてくれ、利益がでるフランチャイズ本部を選ぶようにしたいものです。